1ヶ月以上の長期不在も怖くない!ぬか床を「冬眠」させる究極の保存術

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はじめに:長期の旅行や出張、ぬか床はどうする?

「1週間の旅行なら冷蔵庫に入れれば大丈夫と聞いたけれど、1ヶ月以上の海外出張や長期の里帰りになったらどうしよう…」「さすがに長期間放置したら腐ってしまうから、もう捨てるしかないですよね?」
大切に育ててきたぬか床とお別れしなければならないのかと、悲しい気持ちになっている方、諦めるのはまだ早いです!実は、雅竹ぬか床には長期間のお別れを乗り越えるための「冷凍保存による冬眠」という究極の必殺技が存在します。今回は、ぬか床を安全に眠らせ、そして元気な姿で復活させるための正しい手順をご紹介します。

1ヶ月以上の不在なら「冷凍庫」で冬眠させよう

ぬか床の中の乳酸菌や酵母菌は、温度によってその活動レベルを変えます。
数日から1週間程度の不在であれば、冷蔵庫(5℃前後)に入れることで「活動を休止」させるだけで十分です。しかし、1ヶ月を超えるような長期不在の場合、冷蔵庫の温度でもゆっくりと発酵や酸化が進んでしまい、味が劣化したり産膜酵母(白い膜)が張りすぎたりするリスクがあります。
そこで活躍するのが「冷凍庫(マイナス18℃以下)」です。乳酸菌は氷点下の世界に置かれると完全に活動を停止し、いわゆる「冬眠状態」に入ります。冷凍状態であれば、腐敗菌も繁殖できないため、半年から1年という長期間でも安全にぬか床を保存することが可能になるのです。

失敗しない!ぬか床を「冬眠」させる3つのステップ

冷凍保存はとても簡単ですが、解凍後に最高の状態で復活させるために、ちょっとしたコツが必要です。以下の3つのステップで丁寧に冬眠させてあげましょう。

1. 水分調整と「塩」のおめかし

冷凍する前に、ぬか床の状態を整えます。水っぽくなっている場合はスポンジ等で水分を取り除き、全体をよくかき混ぜます。その後、表面を平らにならしたら、雑菌の繁殖を防ぐために大さじ1杯程度の「塩」を表面全体に薄く振ってカバー(塩蓋)をします。

2. 小分けにしてフリーザーバッグへ

容器ごと冷凍庫に入れると場所を取る上、解凍にも膨大な時間がかかってしまいます。そのため、ジップ付きの冷凍用保存袋(フリーザーバッグ)に、ぬか床を使いやすい量(ソフトボール大など)に小分けにして入れます。

3. 空気をしっかり抜いて冷凍庫へ

袋に入れたら、酸化と冷凍焼けを防ぐために、袋の中の空気をギューッとしっかり抜いてから密閉します。平たく伸ばすようにすると、冷凍庫の隙間に収納しやすくなり、解凍時も早くなるのでおすすめです。あとはそのまま冷凍庫へ入れるだけ。これで冬眠の準備は完了です。

帰宅後のお楽しみ!ぬか床を安全に「復活」させる儀式

長旅から帰り、再びぬか漬け生活を再開したくなったら、ぬか床を目覚めさせる「復活の儀式」を行いましょう。

焦らず「冷蔵庫」で自然解凍

早く食べたいからといって、電子レンジで解凍したり、熱湯をかけたりするのは絶対にNGです!急激な温度変化は、眠っている乳酸菌を死滅させてしまいます。
冷凍庫から出したぬか床は、まず「冷蔵庫」に移し、1〜2日かけてゆっくりと自然解凍させてください。

空気を送り込み、「魔法のたしぬか」で栄養補給

完全に解凍できたら、元の容器に戻します。長い間眠っていた乳酸菌に「おはよう!」と声をかけるように、底から大きくかき混ぜて(天地返し)新鮮な空気をたっぷりと送り込んでください。
そして最後に、雅竹の「魔法のたしぬか」をカップ1杯程度追加してよく混ぜ込みます。これにより、目覚めたばかりの乳酸菌に新鮮な栄養(エサ)が与えられ、一気に活動が活発になります。最初は味が少しぼんやりしているかもしれませんが、捨て漬けを1回行えば、以前の美味しい状態に完全復活します。

まとめ:ぬか床はあなたの帰りを待っている

「旅行に行くから」という理由で、愛着のあるぬか床を捨てる必要は全くありません。「冷凍庫での冬眠」という技さえ知っていれば、いつでも好きな時に休ませて、好きな時に再開することができます。
あなたのライフスタイルに合わせて柔軟に寄り添ってくれるのが、本当の「良いぬか床」です。安心してお出かけして、帰宅したらまた美味しい発酵ライフを楽しんでください。

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