「塩辛く」なりすぎた!塩抜きってできるの?

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はじめに:しょっぱすぎるぬか漬け、捨てないで!

楽しみにしていたぬか漬けを取り出して一口。「うわっ、しょっぱい!」と顔をしかめてしまった経験はありませんか?ご飯のお供とはいえ、塩分が強すぎるとせっかくの野菜の旨味もかき消されてしまい、健康面でも気になりますよね。
「塩を入れすぎたからもうダメだ…」と諦める必要はありません。ぬか床の素晴らしいところは、失敗しても後から何度でも調整が効くという点です。今回は、ぬか床が塩辛くなりすぎてしまった原因と、劇的に塩分を減らしてマイルドな味わいに戻す「塩抜き」の裏技をご紹介します。

ぬか床が「塩辛く」なってしまう3つの原因

そもそも、なぜぬか床は急に塩辛くなってしまうのでしょうか?主に以下の3つの原因が考えられます。

1. 塩分調整の際の「入れすぎ」

最も多いのが、味が薄くなったと感じて塩を足した際に、目分量でドサッと入れすぎてしまうケースです。ぬか床全体の塩分濃度は「7%前後」が適量とされていますが、一度に大量の塩を足すと一気に塩辛くなってしまいます。

2. ぬかの量が減って相対的に塩分が濃くなった

野菜を出し入れするたびに、野菜の表面にぬかが付着して少しずつぬか床の総量が減っていきます。水分や塩分は残るのにぬかの量だけが減っていくと、相対的に塩分濃度が高くなり、漬かった野菜がしょっぱく感じられるようになります。

3. 水分が少なく、塩が溶けきっていない

ぬか床の水分が極端に少ないと、足した塩が均等に溶け込まずに一部に偏ってしまい、特定の場所だけが非常に塩辛くなることがあります。

劇的復活!ぬか床の「塩抜き」レスキュー術

塩辛くなってしまったぬか床をマイルドに戻すには、以下の2つの方法を組み合わせるのが最も効果的です。

レスキュー術1:究極の塩抜き「捨て漬け」を活用する

最も簡単でコストもかからない方法が、野菜を使った「捨て漬け(すてづけ)」です。
キャベツの芯、大根やニンジンの皮、ブロッコリーの茎など、普段なら捨ててしまう水分の多い野菜の端切れを多めに用意します。これをぬか床に深く埋め込み、2〜3日放置してください。
野菜から大量の水分が出ると同時に、野菜自体がスポンジのようにぬか床の「余分な塩分」をグングンと吸い取ってくれます。数日後、塩分をたっぷり吸った捨て漬け野菜を取り出して処分すれば(※塩辛すぎるので食べないでください)、ぬか床全体の塩分濃度が驚くほど下がっています。

レスキュー術2:「魔法のたしぬか」で塩分を薄める

捨て漬けでもまだ塩辛い場合や、ぬかの量自体が減っている場合は「たしぬか」の出番です。
雅竹の「魔法のたしぬか」は、あらかじめ絶妙なバランスで旨味成分が配合されていますが、「塩」は入っていません。そのため、塩辛いぬか床に魔法のたしぬかをカップ1〜2杯追加してよく混ぜ込むだけで、全体の塩分濃度を優しく、かつ効果的に下げることができます。さらに新しいぬかの栄養が加わることで、乳酸菌の活動も再び活発になり、風味も格段にアップします。

まとめ:失敗を恐れず、リカバリーを楽しもう

ぬか床が塩辛くなってしまっても、焦る必要は全くありません。水分たっぷりの野菜の端切れを入れたり、たしぬかを足したりすることで、簡単に元の美味しい状態にリカバリーできます。
むしろ「味が濃くなったら野菜で薄める」「味が薄くなったら塩を足す」というこの微調整のプロセスこそが、ぬか床を「育てる」という最大の醍醐味です。失敗を恐れず、あなた好みの最高の塩梅(あんばい)を見つけてください。

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